トランサミンの肝斑への効果は?服用期間、用量で副作用?
肝斑治療の第一選択となるトランサミン。
- トランサミンとは
- トランサミンの副作用
- トランサミンの肝斑への効果とは
- トランサミンの服用期間と用量
この記事ではこんな疑問について解説していきます!
トランサミンとは?
トランサミンとは人口合成されたアミノ酸の一種で抗プラスミン剤です。
抗プラスミン剤には炎症を抑えたり、アレルギーを抑えたり、血を止めたりする働きがあります。
なぜトランサミンがシミや肝斑に効くのか。それはシミが出来る工程を知るとよくわかります。
シミはどうやってできるのでしょうか?
- 角化細胞が外的刺激やホルモンの影響を受ける
- プラスミンが情報伝達物質を刺激し、メラノサイトにメラニンを作るように信号を出す
- チロシン(色素細胞)がメラニンに変化
- メラニンがケラチノサイトにたまりシミになる
このプラスミンがメラノサイトにメラニンを作るように信号を送り出す部分を遮断するのがトランサミンの働きです。
トランサミンの肝斑への効果は?
肝斑はシミの一種です。シミの出来る工程と肝斑も同じです。
トランサミンはプラスミンの働きをブロックしてメラノサイトに情報を与えないことでシミや肝斑を作らないようします。そのため肝斑(しみ)を予防し、改善する効果があります。
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トランサミンの副作用とは?
トランサミンの副作用はほとんどありません。
人によっては食欲不振、胸やけ、吐き気、下痢など消化器症状や発疹などを起こす方がいらっしゃるようですが稀だといわれています。服用する場合は医師にご相談ください。
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トランサミンを長期服用しても大丈夫?
トランサミンの長期服用は基本的には『問題ありません』。
個人差はありますが3ヶ月程で効果を実感するためそのくらいの期間は飲み続けることが基本となってきます。しかし体質により内服出来ない方もいらっしゃいます。
- 血栓及び血栓症が現れる危険がある方
- 消費性凝固障害の方
- 妊娠中、授乳中の方
- 術後の寝た状態が続く方
- 圧迫止血の処置を受けている方
- 腎不全の症状が見受けられる方
以上のような方は必ず医師の診察を受けて内服する必要があります。
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まとめ
トランサミンは抗プラスミン作用の働きにより肝斑治療の効果があります。副作用の少ないと言われている薬にはなりますが用量や服用期間は医師と相談ください。その他にも外用でトラネキサム酸の入った化粧品を使用するのも刺激が少なくクリニックへ通う必要もないのでおすすめです!
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