グリシルグリシンの効果や危険性は?正しい使い方と注意点について解説!
毛穴の成分というとビタミンCを思われる方も多いですが最近注目の『グリシルグリシン』という成分を聞いたこともあるのではないでしょうか。
- グリシルグリシンとは
- グリシルグリシンの効果について
- グリシルグリシンの危険性
- グリシルグリシンを正しい使い方と注意点
この記事では以上のことについて徹底解説していきます!
グリシルグリシンとは
グリシルグリシンとはグリシンというアミノ酸が2つつながることで構成されたペプチドの一種です。
カニやホタテなどの魚介類に含まれています。
グリシルグリシンの効果について
グリシルグリシンの効果には肌のPHを一定に保とうとする緩衝作用があります。
簡単にいうと、肌表面のイオンバランスを整える働きでその働きにより
- 正常な角質層の産生を促し毛穴の開きを小さくする
- 不飽和脂肪酸による毛穴の炎症を抑えることで肌トラブルを改善する
といった効果が期待できます。
肌表面の角質細胞の中はプラスとマイナスの電荷を帯びてイオンバランスが保たれています。
赤ちゃんのお肌はプラスイオンが多く存在しますが、年齢を重ねるごとにイオンバランスが変化し、プラスイオンが増加します。
このイオンバランスが崩れる原因の1つに皮脂に含まれる不飽和脂肪酸があります。
この不飽和脂肪酸が酸化することにより、肌表面のプラスイオンが増加します。すると肌表面のイオンバランスが傾き肌細胞の分化、増加が乱れて、角質層が正しく形成されずに肌表面のぼこつきが起こります。その結果すり鉢状の毛穴の開きが起こります。
また過剰な皮脂の分泌により増加した不飽和脂肪酸はアクネ菌を増殖させ皮膚に炎症やニキビの発生をもたらします。
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グリシルグリシンの危険性
一般的には、グリシルグリシンは安全で、肌に優しい成分とされ、危険性はほぼありません。しかし、敏感肌などで使うことを悩んでいる場合は顔以外に少量を塗って時間をおいて様子をみてください。
また化粧品に含まれるグリシルグリシンの濃度は、製造元によって異なるため、製品のラベルや説明書をよく読んで、適切に使用することが大切となります。
グリシルグリシンの正しい使い方と注意点
グリシルグリシンが配合された商品は最近増えてきていて、化粧品によって使い方が違います。
そこで、おすすめの化粧品にあわせて、正しい使い方と注意点をお伝えします!
【トゥヴェール バランシングGAローション】
トゥヴェールより販売されているグリシルグリシンが6%配合された化粧水前に使用する導入剤のような化粧水です。
洗顔後すぐに使うことでその後に使用する化粧水や美容液の浸透を促します。(朝晩、使用可能)
こちらは洗顔後に化粧水としてすぐに使用することができます。その後に美容液やクリームでお肌を整えます。(朝晩、使用可能)
化粧水の後、パール粒1コ分をとり、毛穴が気になる部分を中心に顔全体になじませます。(朝晩、使用可能)
グリシルグリシン配合コスメを購入する上で押さえておきたいポイントは、「浸透性」。肌は常に水と油が混ざりあった状態です。相性を考えると、水にも油にも溶ける両親媒性である商品がベストと考えます。購入を検討される方はぜひ、このポイントをおさえてみてください!
まとめ
毛穴問題にアプローチしてくれる頼もしい成分『グリシルグリシン』。化粧品でお肌に取り入れるので、効果を実感できるまでには少し時間がかかる可能性、そして使用では独特の香りがあるようですが、グリシルグリシンの毛穴への効果に期待している!という方は一度お試しすることをおすすめいたします。
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